THEORIES:03

LEVEL_15: 確定反撃表

 これ以降からしばらくはキャラ対策の内容になる。キャラ対策を1キャラ対応していくごとに、勝率が0.5%くらい伸びていくものと思っていい。
 キャラ対策の始めは、まず自分キャラの確定反撃表を作ることに始まる。立ち状態・しゃがみ状態それぞれで、技の発生順、ダメージ順にノーマルヒット時の一覧表を作成しよう。たとえば管理人のメインキャラであるラファエルの場合、次のような按配になる。

発生 技名
コマンド
リーチ ダメージ
効果
備考
立ち
12F ラピッドタックプラス(2)
B/上上
D16
±0F
プレパラション移行で+10F
ロイヤルヴェクサシオン
A+B+K/中
D75
ダウン
クリティカルエッジ
13F カッティングタロン
A/特下
D10
+8F
しゃがみ帰着
14F エボニーストック
A/中
D14
+2F
15F ベノムサイドキック
K/中
D16
+4F
ニフティマスケット
B/上上
D28
−4F
プレパラション移行で+9F
16F リードジェザイル〜PP
Bホールド/中
D18
(38 or 48)
±0F or −4F
遠距離=プレパラートタックプラス(PP中B)
近距離=プレパラートマスケット(PP中AB)
20F ドレッドバレル
B/中
D42
ダウン
ハームサイドキック
K/上
D20
ダウン
壁スタン or リングアウト用
22F ナスティプレイヤー〜PP
Bホールド/上
D20
(55〜88)
コンボ
23F コフィンドレッド〜PP
Bホールド/中
D26(56)
ダウン
エイミングシャフト(PP中A+B)で追い打ち
しゃがみ
12F ラピッドタックプラス(2)
B/上上
D16
±0F
プレパラション移行で+10F
ロストタロン
しゃがみ中A/特下
D10
+8F
しゃがみ帰着
ロイヤルヴェクサシオン
A+B+K/中
D75
ダウン
クリティカルエッジ
13F バーストフラップ
立ち途中B/中
D16
+4F
14F スケイルファング
しゃがみ中B/中
D18
+2F
しゃがみ帰着
15F ニフティマスケット
B/上上
D28
−4F
プレパラション移行で+9F
16F ベノムトゥキック
K/中
D20
+2F
17F アヴァンスライサー
しゃがみ中B/中
D27
ダウン
20F ドレッドバレル
B/中
D42
ダウン
ハームサイドキック
K/上
D20
ダウン
壁スタン or リングアウト用
22F ナスティプレイヤー〜PP
Bホールド/上
D20
(55〜88)
コンボ
通常:プレパラートタックプラス(PP中B)
BE:プレパラートランページ(PP中Bb-A+B+K)
23F コフィンドレッド〜PP
Bホールド/中
D26(56)
ダウン
エイミングシャフト(PP中A+B)で追い打ち

 しゃがみガードからの反撃で、要素、コマンド入力の技も使えることを忘れずに。
 次に、相手キャラのガード硬直別の確定反撃表を作る。相手の硬直と自分キャラの発生を照らし合わせ、確定反撃を検証していく。ラファエルの確定反撃をナイトメアに適用した場合、次のような具合になる。

A系
技名
コマンド/判定
GUARD ラファエル
スラッシュクロス
B/上上中
先端ガードあり
−16FS 近:
ダブルグラウンダー
A/上下下
先端ガードあり
−16F 近:
クイックバックスピンラッシュ
A/上
−15F 近:
カーシングクラッシャー
A/中中
−18F BH〜B
カーシンググラウンダー
A/中下
−18F しゃがみ中
スライサージェイド
A/下
−14F しゃがみ中B
シャドウスライサー
A/下
−17F 近:
しゃがみ中
立ち途中A
シャドウスライサー〜GS
/下
14F〜上中段GI
無防備28Fまで
−1F 近:
立ち途中A

 ちなみに、全技に対して検証する必要はない。手始めに主要技のみ反撃が把握できていればOK。もちろん全技の検証結果があった方が資料として便利である。

LEVEL_16: 確定反撃リスク評価

 LEVEL_15で行った作業を、簡単でいいので逆の立場から行おう。この作業をすることで、こちらの主要技のリスクが把握できる。どれくらいの確定反撃でダメージを受けるのか把握できていれば、使用頻度も決めやすい。たとえば、マキシ対策でマキシの確定反撃表を作成する。

発生 技名
コマンド
リーチ ダメージ
効果
備考
立ち
12F 繋ぎ閉じ〜文曲
A/上上
D22
+15F
13F 波走り
A/特下
D12
+8F
14F 二重弾き〜巨門
B/中中
D30
+13F
荒真風・熱り昂龍連ね星
A+B+K/中中中
D88
ダウン
クリティカルエッジ
15F 沙魚通し
B/中
D16
+2F
しゃがみ帰着
16F 張式改・並び双哭
A+B/中
D35
スタン
張式改・並び双哭漢駆け〜禄存
a+b-A+B+K/中
D25
(61 or 77)
コンボ
17F 帆桁弾き〜巨門〜咆え翔龍(1)〜文曲
B/中中
D34
+9F
20F 補星・天蓋死兆閉じ〜天枢
B+KA/中×8,上
D76
ダウン
鰓抜き
B/上
D42
ダウン
21F 弾き沙魚狩り
B/中
D26
(52 or 58)
コンボ
22F 踏み抜き激浪打ち〜禄存
B/中
D36
(63 or 75)
コンボ
しゃがみ
12F 波走り
しゃがみ中A/特下
D12
+8F
14F 撥ね飛沫
しゃがみ中B/中
D16
+2F
荒真風・熱り昂龍連ね星
A+B+K/中中中
D88
ダウン
クリティカルエッジ
15F 打ち波砕き兄弟閧
立ち途中B/上
D46
ダウン
16F 張式改・並び双哭
A+B/中
D35
スタン
張式改・並び双哭漢駆け〜禄存
a+b-A+B+K/中
D25
(61 or 77)
コンボ
17F 帆桁弾き〜巨門〜咆え翔龍(1)〜文曲
B/中中
D34
+9F
20F 駆け龍咆
立ち途中KK/中上
D42
ダウン
21F 漢魂〜禄存
/中中
D45
ダウン
22F 踏み抜き激浪打ち〜禄存
B/中
D36
(63 or 75)
コンボ
26F 巡り海龍〜玉衡
立ち途中B+K/中
D30
(63 or 77)
コンボ

 この表から、マキシの確定反撃は最速12Fなので、ガード硬直−11F以下は確定反撃を受けないことがわかる。さらに、これと自キャラのガード硬直を照らし合わせて検証し、確定反撃を把握してみよう。

 ラファエルでマキシ対策を行った場合。アヴァンスライサー(しゃがみ中B/中、ガード硬直−14〜13F)には確定反撃なし。ブラッドムーン( or RUN中KB/中中、ガード硬直−16F)の確定反撃は、ゲージを使わない限りなし。相手にゲージがないなら、出し得技であることが判明。
 このように、確定反撃のデータは対策の判断材料になる。

LEVEL_17: キャラ対策−攻略の鏡合わせ

 LEVEL_06〜14で自キャラを攻略したように、相手キャラの攻撃も組み立ててみる。その上で相手攻めに自キャラで相対したときの対抗策を講じてみよう。LEVEL_06〜14が攻めのセオリーとするなら、さしづめLEVEL_17(15〜17)は守りのセオリーになる。

確定反撃


 LEVEL_15〜16の内容。確定反撃のない技に対しては、二択を仕掛けることを忘れずに。特に相手主要技を振り放題にしておくのは絶対にダメ。必ず何らかのリスクを負わせよう。LEVEL_16を例にするなら、マキシ側はラファエルのブラッドムーン( or RUN中KB/中中)に対して、帆桁弾き〜巨門(B/中)や別れ覇龍〜天枢(B/中)と投げで反撃する。

遠距離


 相手の遠距離三択に対してマッチングしてみよう。
 攻めを防ぐ牽制・置き。
 牽制・置きそれぞれに適したスカ技の選別、置きを空振りさせる釣り。
 相手のスカの種類と、危険な間合いの把握。
 それぞれをガード時の確定反撃(反撃なし時の二択)。

接近戦


 セットプレイの把握と、打開策を探る。
 また、相手の連係技に対して割り込みを探そう。フレーム割り、ジャストガードやガードインパクト、スウェーや軸ずれ、クイックムーブ、ジャンプでの回避を検討する。

起き攻め


 相手の起き攻めを知ろう。受身確定のない場面では、ちゃんと起き上がりの対処を行うと、起き攻めを拒否しやすい。特に投げ〜ダウンは、受身で簡単に起き攻めを拒否できる。

 受身確定の対策は必須。ナツの妖神祓( or or b-A+B+K/中上)をくらったあと受身すると、式妖弾・野槌(A+B/下)が受身確定になる……という連係を覚えて、寝っぱなしで対処する。

 こちらが起き攻めする場合の、リバーサルの手段についても把握しよう。特にガードインパクト効果のあるクリティカルエッジには注意。

リング際


 相手側の、リングアウトや壁スタンの狙える技を把握しよう。特に投げは、投げ抜けボタン判断の根拠になる。ミツルギのA投げは正面リングアウトが可能なので、写真の状況でA投げ抜けを入力する。

コンボ


 地味に重要なのがキャラ限定コンボ。体格が大きなキャラはコンボがのびるかわり、後ろ受身や後転の性能がアップする。小型キャラの一部は受身確定コンボが脱出可能になり、ヴォルドは背向けで行動するため背面限定コンボがきめやすくなる。

 このLEVEL_15〜17をコンテンツにしたものが、本サイトのキャラ対策である。